三時のキス

  • 專輯:三時のキス
  • 發行:2021-06-28
  • 演唱:ロクデナシ
字型

作詞:40mP
作曲:40mP
永遠とか無限じゃなく限りのあるものだと知らずに
ただ無邪気に口にしてた愛
食べ切れなくて捨てた
君の好きと僕の好きはたぶんわずかに重さが違ってさ
重ねるたび釣り合わなくなりやがて崩れ落ちた
最後のキスは吐き出す前の風船ガムの味に似ていた
一人分の愛を二人で分け合う
いつも君のほうが少なくて
我慢してたよね 気づかなくてごめんね ごめんね ごめんね
アスファルトに影が伸びて茜空にサイレンが響く
日が沈む前に帰らなくちゃ
繋いだ手が解けてく
「また会えるよね」言いかけた言葉は飴玉のように溶けて無くなる
一人分の愛を二人で分け合う
いつも僕ばかりもらってたのに
大事なことさえ伝えられずにごめんね
ごめんね
ごめんね
足りないひとつを差し出してくれた
あのときちゃんと「ありがとう」って言えたらな
その味は今でも唇からずっと消えない
当たり前のように明日が来ること信じて疑いもしなかった
サヨナラの意味に気づかなくて小さな背中を見ていた
一人分の愛を二人で分け合う
甘さもほろ苦さも分け合った
それが幸せと気づかなくて今さら涙が零れた
君からもらったカケラを握りしめて
ねえ、今なら言えるよ「ありがとう」

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